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メンバーたち以上にTOKYO MERの主役とも言える「ERカー」今回は劇場版TOKYO MER 〜走る緊急救命室〜のパンフレットなどを参考にしながらTO1に迫ります！ TOKYOMERは東京都知事・赤塚梓の肝いりで誕生した救命救急医療チームで東京海浜病院を拠点に活動しています。三菱ふそうスーパーグレートがベースの元TV中継車でTO1制作の際には「救急現場に駆けつける究極のオペカー」を目指して存在感のあるデザインを追求され、100種類以上の案から検討され、その中でも他の緊急車両と並んでも目立つ、紺･白･赤のカラーリングが選ばれました。 車内には麻酔器,超音波メス, セルセーバー,吸引器,除細動器などを積載。縦に長い車内で、ドクターの手の届く範囲に全ての機器を置くのは至難の業だったとか…そしてERカーの装備の中でオペには直接関係の無い装備ですが電動ストレッチャーも魅力的な装備のひとつです。医療機器メーカーのストライカー社の電動ストレッチャーで、モーターと油圧を活用した電動油 圧昇降システムにより昇降、車内への搬入出が可能で、救急隊員への負担軽減な ど労務管理上の効果が期待されています。ボタンワンタッチで簡単に操作でき、隊員1人でストレッチャーを搬入できるようになっています。ドラマ放送時はまだ導入例が少なかったですが現在は北海道や東北の複数県や神奈川,石川など各地の消防本部に導入されはじめています。メインの赤色灯は名古屋電機製フリックスが採用されています。 ここで先日面白い記事を見つけたのでご紹介します。ドクターカーのサイレン音についての記事で、救急車は法令で車体は白、サイレンはピーポー音と定められている。一方、ドクターカーは道路運送車両法では車体色、サイレン音とも規定はないそうです。という事はイエルプサイレンを使用する事も可能でERカーのようなサイレン音で緊急走行する事は現実的に不可能では無いようです。 詳しい内容はこちらから👇 https://news.yahoo.co.jp/articles/87b9f7a88531fc170e8be91dcf88c92b3fdba2f1 さてTO1をご紹介したと言う事は次は勿論あれも見ていきますのでお楽しみに